株式会社良地良宿
~渓谷に佇む宿 峡泉様 導入事例~
今回の事例は「渓谷に佇む宿 峡泉様」にインタビューのご協力をいただきました。
峡泉様は2022年3月にリニューアルオープンされ全8室で運営をされております。
ご協力いただいた施設様情報
今回は峡泉様にご協力いただき、crottaタブレット導入前までのお悩み・導入後の効果についてお話をお聞かせいただきました。コロナをきっかけにこれまでのオペレーションでは、満足頂ける「おもてなし」をご提供できないといった悩みをcrottaを活用しながら、業務改善を実現された事例記事となっております。
長野県飯田市 渓谷に佇む宿 峡泉
Q.タブレットの導入検討の経緯について教えて下さい
A.当館は少人数で運営をしている関係もあり、フロントに常駐スタッフがおりません。滞在中の宿泊者様からのお問い合わせが重なると、都度対応にどうしても時間がとられてしまい、他業務に支障が出ることもしばしばございました。
- ・フロントに常駐スタッフいないため内線対応が大変
- ・客室の案内情報(冊子型)の情報量が少ない
- ・コロナ禍で客室へ直接伺いの判断が以前より難しい
スタッフの業務負担軽減および感染リスク低減のためITを活用しようという声を支配人よりもらい、客室タブレットの検討が始まりました。
Q.crottaタブレットを採用いただけた背景を教えて下さい
A.支配人が箱根のある旅館に宿泊した際にたまたまcrottaタブレットが導入されている施設様で、様々な感動があり、お問い合わせをcrottaさんへさせていただきました。感動したポイントは【見やすいデザイン】【豊富な機能】【使い勝手のいい操作感】が特に魅力的でございました。また、タブレットから内線電話利用ができ、固定電話からの脱却が可能となることが採用に際して、大きなポイントとなりました。
よって、当館の課題解決が可能なITツールとして、「客室タブレットcrotta(クロッタ)」の導入を実施させていただきました。
Q.crottaタブレット導入効果について教えて下さい
A.crotta(クロッタ)を導入したことにより大きく以下のことが実現しました。
- 1.サービスオペレーションの改革
crottaを導入して感染症対策・非対面で情報を提供することが実現 - 2.施設・設備の改革
タブレットの導入により、インフォメーション以外のコンテンツが有り滞在中の価値が向上 - 3.お土産販売の改革
タブレットでお土産の詳細情報、こだわりを掲載したところ物販販売が増加 - 4.宿泊者とのコミュニケーションの改革
メッセージ機能・最新情報といった、紙・固定電話ではできない情報発信で業務の効率化を実現
Q.crottaタブレットの導入で費用対効果は有りましたか?
A.費用対効果としては、お土産の販売で大きく効果が出ました。導入前の3ヶ月と導入直後の3ヶ月を効果検証をおこないました。すると、お土産販売の売上が導入前より180%の増加を確認できました。また、1組あたりの単価も120%増加と大きく効果を実感することができました。
導入前は、感染症リスクなどを受けショップの立ち寄りが減少しており、対応に悩んでおりましたが、客室タブレットで情報閲覧が可能となり、内線電話にてお土産の取り置きサービスを実施したところ、このような効果を得ることができました。
Q.ご担当者様からのお声
A.当館は「⾮接触におけるおもてなしの維持」が運営課題としてございました。機器納⼊や初期設定も⼿厚くフォローいただき、スムーズに導⼊する事が出来ました。運⽤も⼿軽に情報更新がおこなえるため、宿泊のお客様へリアルタイムに情報発信が可能となりました。スタッフは「⼈的サービス」に注⼒が可能となり、労働⽣産性の向上にも繋がっていると実感しており、峡泉でも新たな取り組みが出来ることにワクワクしております!